財団設立の想いを広く伝えていくためのブランディングプロジェクト。

A branding project to promote
the idea of establishing the foundation.

公益財団法人 川野小児医学奨学財団

CORPORATE BRANDING BRANDING

公益財団法人 川野小児医学奨学財団は、子供たちの明るく健やかな成長を願い、小児医学の研究者に対する助成ならびに表彰、および小児医学を志す医学生に対する奨学金の給付などの事業を行っています。

今回、より多くの方に財団の想いや活動内容を伝えるためのCI・VIリニューアルとして、財団ロゴ、VIツール(名刺・封筒)、HP、パンフレットの企画・アートディレクション・デザイン制作をお手伝いしました。

すべての軸となるロゴマークには、財団設立のきっかけとなった出来事を元に、財団の中心にある切実な想いを表現しました。

また、涙色のキーカラーとロゴマークから派生したカーブ表現を活かし、名刺・封筒から、HP、パンフレットに至るまで、小児医学を支援する財団の特性を生かしたやさしさと温度を感じられるデザインで、統一した世界観を醸成しています。

[HP]https://kawanozaidan.or.jp/

公益財団法人
川野小児医学奨学財団
BRANDING

  • COPY WRITING
  • GRAPHIC DESIGN
  • ILLUSTRATION
  • PRINTING DIRECTION

01VI設計
ロゴマークは、財団を設立するきっかけとなった、当時小学校2年生だった理事長の長男が亡くなった時に流されたであろう涙の滴の形をベースとして設計しました。
同時に、その時から財団が抱き続けている“小児医学に関わる多様な人々の支えにより、多くの子どもの明るく健やかな成長を実現したい”という想いをハートと点のモチーフで表現しています。

02VIツールのデザイン
名刺は、交換時に当財団の設立のきっかけとなった想いを伝えることから会話が始まるよう、新しいロゴがより印象的に伝わるようデザインしました。
封筒は、小児医学をさまざまな形で支援する当財団の印象を伝えるため、カーブの曲線を生かした温かみのある形状に設計しています。
双方ともミセス B オフホワイトを採用し、手触りでもやさしい印象を伝えられるようにしています。

03WEBサイトのデザイン
川野小児医学奨学財団の公式サイトとして、PCサイトとスマホサイトを制作しました。
ブランドのキーカラーであるブルーグリーンと、封筒でも採用したカーブの曲線を生かし、シンプルで優しいデザインで構成しています。
また、「研究助成」「奨学金給付」「小児医学川野賞」「医学会助成」「小児医療施設支援」という5つの事業を、それぞれに設定したカラーと事業内容を伝える写真を通して、わかりやすく表現しています。
財団の活動内容がわかるよう、更新性にも留意して制作しました。

https://kawanozaidan.or.jp/

04財団案内のデザイン
埼玉県内の医療機関や医学部を持つ大学に配布・設置するための財団案内を制作しました。
初めて川野小児医学奨学財団を知った人に対して、財団の事業・特長がわかりやすく訴求できるよう構成しています。

05事業報告書のデザイン
川野小児医学奨学財団に関わったすべての人に、財団の事業を毎年報告するためのツールとして、事業報告書を制作しました。
理事長の対談インタビューや、研究助成の対象者、奨学金の給付者、小児医学川野賞の受賞者のインタビューコンテンツなど、読み物コンテンツも充実化させ、表面的な事業報告ではなく、財団の思いや支援内容が伝わる1冊になっています。

06設立30周年記念誌のデザイン
財団設立30周年を迎えるにあたり、これまでのあゆみを振り返り、その軌跡を未来につなげていくため「設立30周年記念誌」を作成しました。本誌をお読みになる方に財団設立のきっかけや活動実績、そして今後の展望をご理解いただけるよう「30年のあゆみ」「データで振り返る30年」「これからの財団」の三部で構成しています。「30年のあゆみ」では、当時の資料や写真を用いて、財団設立に至るまでの想いや各事業がスタートした背景などを丁寧に紐解いています。また「データで振り返る30年」ではインフォグラフィックを用いて財団の活動を定量的に見せることで、小児医学・医療に対する貢献度をわかりやすく表現しました。最後の「これからの財団」では、財団の目指すべき姿と共に、今後の活動を具体的に説明しています。全体を通して、これまでのあゆみに共感し、そしてこれからも財団を応援したいと思ってもらえるようなコンテンツになっています。
表紙デザインは今まで培ってきた財団のブランドイメージを活かし、白地にシンプルな構成としながらも、デボス加工を施すことで記念誌ならではの特別感を醸成しました。
紙面デザインは、今までのツールで作り上げてきたやさしさと温度を感じられる世界観を踏襲した上で、30周年を振り返るヒストリームービーと連動し、30年の歩みを1本の樹の成長になぞらえて表現することで、財団の着実な発展と今後の広がりを予感させるデザイン構成にしています。

Art Director: Seitaro Yamazaki/ Producer: Asuka Kobayashi/ Designer: Seita Kobayashi, Tomohiro Koga, Nami Kanahyo, Risa Kadowaki, Naoto Takebayashi/ System: Satoshi Onoda/