THE SKIN WEARING TIME / 岩肌水肌 ART INSTALLATION 自然の中で生まれる二つの肌目を共存させたアートワーク

ミッドタウン東京で行われるデザインのイベント「TOKYO DESIGN TIDE」。
21_21 DESIGN SIGHT開催された、JAGDA会員数名による企画展『KAWARA EXHIBITION』に山﨑が作品を出品しました。

本企画展は、瓦の産地である八郷瓦の持つ伝統に、デザイナーの感性を加え、新たな魅力を創出するという企画で、デザイナーには焼成前の土が与えられ、二枚の瓦を制作し、展示を行います。

この作品は、伝統を継いできた時間軸をテーマに、長い時間をかけて構成されてきた自然の形状を落とし込みました。

そのため、この作品は、二つの手法で構成されています。多摩川の河川敷で拾った幾つかの石を焼成前の土に叩きつけ、自然が作り出した形状を一つのボリュームにすくい上げ、激しく鋭角な時間を積層した岩肌。水の中で研磨され、緩やかで優しい岩肌をすくいとった水肌。

自然の中で生まれる二つの肌目を一つの作品の中で共存させ、八郷瓦の窯で焼成をおこないました。


混練、成形、焼成粘土
約H300 W300 D100 × 2 (H12in x W12in x D4in)

ART WORK

Credit

Artist: Sei Yamazaki/