Let’s note|panasonic PRODUCT BRANDING 新たなターゲットへ向け設計思想を訴求する。
既存イメージの再構築のためのリブランディング。

パナソニック株式会社のモバイルノートパソコン「Let’s note(レッツノート)」のリブランディングの一貫として、ブランドサイト制作の企画とアートディレクション、コピー設計、デザイン制作を手がけました。

リブランディングにあたり、ADEXの企画営業チームと共に、「Let’s note(レッツノート)」の既存のポジショニング・商品特性を整理した上で、今後目指すべきブランドの方向性を「ビジネスに特化した高機能・高品質を追求するプレミアムブランド」と再定義し、今まで以上に、「Let’s note(レッツノート)は、“オーナーが、仕事で高い成果を出す”というゴールを達成するために、ノートパソコンとしてやるべきこと・できることを最大限サポートするブランドである」ことを明確に訴求することを目指しました。

デザインの方向性としては、「ビジネスにおける必要十分な機能を備える筐体と、その背景にある設計思想を、デザインコミュニケーションで適切に纏わせること」とし、「Let’s note(レッツノート)」のプレミアムブランドとしての佇まいと、機能的な印象を訴求するため、プロダクトの絵面と機能を伝えるコピーワークを、並行して訴求できるコミュニケーション設計とアートディレクションを行いました。

単に表層のミニマルさや流行りのデザインに流されることなく、ビジネスに強くコミットメントをしたノートパソコンとして、その背景に明確な設計思想が存在する「Let’s note(レッツノート)」の哲学を訴求するため、外装の特徴的なフォルムと上質な質感を最大限に見せることができるカメラの角度や構図を何度も検証し、撮影しました。
また、プロダクトカラーは全てのラインナップにおいてシルバーを中心にコントロールし、背景色は黒&濃グレーにすることで、そのコントラストによりプレミアムブランドであることを感じ取れるよう設計しています。

コピーワークにおいては、レッツノートの設計思想を「Value Creating Design」と表現し、成果を追及するプロフェッショナルなビジネスマンのために、ハイエンドの機能と品質を備えた、価値創造コンピューターであることをまっすぐに訴求しました。その上で、製品が持つ高機能を整理・分解し、特徴が一瞬で伝わる英語コピーと背景にある設計思想がセットで明確に伝わるように設計しました。

[ブランドサイト]https://ec-club.panasonic.jp/pc/brand/

01VI設計

02ブランドサイトの制作

03コンセプトムービーの制作

ART DIRECTION
COPY WRITING
GRAPHIC DESIGN
MOVIE DIRECTION
PHOTO DIRECTION
VISUAL IDENTITY MAKING
WEB DESIGN

Credit

Art Director: Seitaro Yamazaki/ Copy Writer: Tsuyoshi Harada/ Director: Asuka Kobayashi/ Designer: Hiroyuki Aketa/ Agency: ADEX/ Producer: Shinji Shigemune ( ADEX ), Aikoh Iwata ( ADEX )/ Creative Director: Kenji Kinoshita ( ADEX )/ Planner: Hiroyuki Ishii ( ADEX ), Kenji Kinoshita ( ADEX ), Toma Seki ( ADEX )/ Copy Writer: Kenji Kinoshita ( ADEX )/ Photographer: Hiromasa Gamo ( un ), Yosuke Sano ( un ), Keiko Kanno ( un )/ Engineer: Satoshi Onoda/ Movie Producer: Megumu Sato ( TYO )/ Movie Director: Kenta Takasaki ( TYO )/ Movie Production: TYO TECHNICAL RANCH/