LIFE DRINK COMPANY CORPORATE BRANDING ふたつの飲料メーカーの合併による新会社の発足にあたり、
企業理念や経営ビジョン、新社名の策定からロゴや各種ツールの制作まで。

関西に拠点を置く「株式会社あさみや」と東京の「株式会社明和」。
ふたつの飲料メーカーの合併による新会社の発足にあたり、企業理念や経営ビジョン、新社名の策定からロゴや各種ツールの製作まで、コーポレートブランドの構築をお手伝いしました。

現状の課題と未来への展望をヒアリングした上で、数カ所の工場を視察。「すべての人の“いつも”に寄り添える会社であるために、”おいしさのスタンダード”と”確かな安全性”を追求する会社でありたい」という想いを中心に据え、そこから会社名「株式会社ライフドリンク カンパニー」の考案、「おいしさの中心、安心の先頭へ。」という企業理念、また「大切な人に、飲ませたいものだけを。」という経営ビジョンを策定しました。

また、制作物においては、コーポレートカラーの「あさみやブルー」を策定し、明るく爽やかで親しみのあるトーンをロゴ・会社案内やコーポレートHPなど各種ツール類のデザインへ昇華しました。

さらに、新オフィスの設計・デザインにおいては「水」のイメージを保つ流線型を軸に、あたたかみのある木の素材を使用したエントランスやガラス面を多用したオープンな会議室など、社員の皆様の顔が見え、会社の明るい未来を感じられる空間づくりをしています。

[URL]http://ld-company.com/

01企業理念・経営ビジョンの設計
「すべての人の“いつも”に寄り添える会社」になるために必要な製品づくりの思想を企業理念に設計しました。
毎日飲んでも飽きることのない“スタンダードなおいしさ”と、いつまでも安心して飲み続けられる“確かな安全性”を追求していくことを、お客様への約束として言葉にしています。

また、大量生産される商品であるからこそ、常に「お客様の口に入る食品をつくっている」ということを忘れてはならない。
その意識を社員全員が共有できるよう、誰もが感覚的に理解できる表現に落とし込み、経営ビジョンとして設定しました。

02社名の設計
「子供の頃にお母さんがつくってくれた麦茶のように、冷蔵庫の中にあたりまえに入っている飲み物を提供したい」という想いを、社名としてストレートに表現しました。
すべての人に寄り添える会社であるために、誰にとっても分かりやすい会社名であることを大切にしました。

03VI設計とVIツールのデザイン
すべての人の“いつも”に寄り添える会社であるという想いを大事に、読みやすく親しみのあるロゴタイプを作成しました。
アクセントとして、コーポレートカラーの「LDCブルー」の流線イメージを「LIFEDRINK COMPANY」の中心「D」の文字にあしらいました。
名刺・封筒のVIツールは、コーポレートカラーをベースに、明るく爽やかで親しみのある印象を残せるよう、余計な色を加えずシンプルなデザインで統一しました。VIツールにおいては、ロゴと一緒に「おいしさの中心、安心の先頭へ。」という企業理念をタグラインとして使用することで、企業の姿勢やメッセージ、目指すべき未来を伝える役割を果たしています。

04本社オフィスのデザイン
駅からのアクセスも悪く、配送センターと共存していた既存オフィスから新たな会社のイメージへと刷新するため、大阪駅近郊のオフィスビルへ移転し、その本社のオフィスデザインを手がけました。
異なる人材像の採用視点も鑑み、企業のイメージを伝えることができる明るいオフィスをデザイン。社長室や会議室もガラス張りにし、開かれた印象を与えることができるよう構成されています。
多数の向上や複数拠点を一目でわかるエントランスや、社員のマグネットポイントとなるラウンジスペースなど、必要十分な機能を持ったオフィスを目指しデザインを施しています。

05WEBサイトのデザイン
企業の新しい顔として、既存のステークホルダーと新規のステークホルダー双方に、新しいブランドイメージを体現してもらえるよう、シンプルな構造のウェブサイトを目指してデザインを行いました。
刷新された理念やビジョン、そしてオリジナルブランドや働く人など、顔が見えるサイトを心がけながらも、常に可変しながら成長し続ける会社のイメージを発信するため、シンプルなグリッド上のタイルによってコンテンツを自由に変化させることができるデザインとなっています。

06会社案内のデザイン
営業や採用などにおいて、社員一人ひとりが新たな会社の一貫したメッセージを発信していくための会社案内を制作しました。
シンプルな構成の中に必要な要素のみを盛り込み、今後ブランドブックや社内コミュニケーションツールと合わせてブランドを訴求していく素地となる、無駄のない会社案内を目指しデザインされています。

07商品パッケージのデザイン
デザインを作成する段階では方向性の違う3案を提案。インターネットリサーチ会社であるマクロミル社と協業し、一般の方々へマーケティング調査を行ったところ、商品名が読みやすくより親しみのある本案に決定しました。プライベートブランドである「LDC」のロゴをパッケージの中心に据えることで、ブランド名の認知も促進されるような設計をしています。

COMMUNICATION PLANNING
CORPORATE BRANDING
GRAPHIC DESIGN
INTERIOR DESIGN
LOGO DESIGN
MIND IDENTITY DESIGN
NAMING
PACKAGE DESIGN
VISUAL IDENTITY MAKING
WEB DESIGN

Credit

Art Director: Seitaro Yamazaki/ Creative Director + Copy Writer: Tsuyoshi Harada/ Director: Nanae Yoshida/ Designer: Manato Hitomi/ Photographer: Syuya Nakano, Akihiro Kawauchi/ System: Satoshi Onoda/