






PLUGO BLOCK
BRANDING
環境の視覚ノイズを極限まで減らした、
車止め型EV充電スタンドのコンセプトモデル。
大川精螺工業株式会社とセイタロウデザインが共同設立した株式会社プラゴは、EVユーザー向けのおもてなしサービス「PLUGO」を展開しています。
コンセプトモデルとして、設置環境の視覚ノイズを極限まで減らした車止め型充電スタンド、「PLUGO BLOCK(プラゴブロック)」を発表しました。
環境における視覚ノイズをできるだけ排除するため、駐車場におけるスケールも物性も、できるだけ変化させることなく機能を付与したいと考えました。車止めの小さな筐体の中に充電スタンドに必要な機能を全て格納した製品が「PLUGO BLOCK」です。
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今後世界的にみても、自動車のEVシフトが進んでいくことは、間違いありません。ですが、充電環境が未整備のままにEVが普及していくと、駐車場全車室に現在散見される色々なデザインの充電スタンドが立つことになります。
それは、この国に電気インフラを通す際、電線と電柱が乱立する風景を作ってしまった。そんな歴史を繰り返してしまうことになるのではと思うわけです。
環境負荷の少ないEVの普及のために、環境の視覚ノイズの少ない充電インフラを作ることは、子供たちの未来へ責任を持つ大人として、至極当たり前のことだと思っています。視覚ノイズを極限まで減らすために、既存の風景の物性を何一つ変えないこと。
フィジカルに付加すべき機能は既存の物性に内包し、それ以外の機能はテクノロジーサイドで担保すること。そんなことを考えてデザインしました。
子供たちの未来のために、責任のある景観を作っていきたいと思います。
山崎晴太郎
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CONCEPT DESIGN
PRODUCT DESGIN
Creative Director + Art Director + Designer: Seitaro Yamazaki/