medicalture plus BRANDING 掴むではなく、押す。体重を支える形を個々人に寄り添わせた
セミオーダーの杖。

代表の山崎が手がける株式会社メディカルチャープラスは、デザインやアイデアの力で医療・福祉プロダクトに情緒的な物語を追加するため、自社開発のプロダクトを展開しています。

2013年度グッドデザイン賞を受賞した「ドライカーボン松葉杖」につづく、同社の第二弾商品「ドライカーボン杖」は、世界最軽量の松葉杖「ドライカーボン松葉杖」を依頼してくれたお客様から「松葉杖と同じような、シンプルでスタイリッシュな杖が欲しい」と依頼を受けて開発をスタートしました。

軽さと強さ、美しさを重視して、商品設計を進め、杖の部分にドライカーボン(先端材料CFRP)、取っ手部分にウォールナットの木材、杖先には滑らないゴム素材を用いて制作しています。

特に、杖を使う人にとって、体重を支えるために負荷がかかり、手の平に痛みが生じることの多い現状の課題を解決するために、杖の取っ手の素材/形状について検討を重ね、8種類以上の実サンプルを作りながら、実験を繰り返しました。
そして、もっとも自然な形で体重をかけることができる卵形の形状とウォールナット素材という選択を導き出しまし、カーボンによる軽さと、考え抜かれた取っ手の形状、そして、日常に誇りを持てるデザイン性を両立させた杖を完成させました。

※現在は取り扱いしておりません。

COMMUNICATION PLANNING
PRODUCT DESGIN

Credit

Creative Director + Art Director: Seitaro Yamasaki/ Production ( carbon ): Anri Sugihara ( RDS CO., Ltd. )/ Production ( wood ): Taishi Hashimoto ( Loop order furniture )/