東京財団政策研究所 VISUAL IDENTITY 世界レベルのインデペンデント型シンクタンクを作る
という思いを体現した世界標準のヴィジュアルアイデンティティ設計。

公益財団法人東京財団は2018年、設立20周年を迎えるにあたり、世界レベルのシンクタンクを目指して、理論・データに基づく質の高い政策研究を中核に据えた新たな研究所として発展的に改組し、「公益財団法人東京財団政策研究所」へ名称を変更しました。セイタロウデザインはこの重要な節目にあたり、新VIの設計を手がけました。

VIリニューアルにあたっては、まず新研究所の特徴を整理し、VIで訴求する情緒価値として「自由、知的、信頼、格式、先進的」という5つのキーワードを導き出し、そのイメージを想起させるVIとして、同一グリッド線上に2層構造で成り立つ構造で、新研究所がシンクタンク(頭脳集団)であることを踏まえて、放射線状に広がる脳の回路をイメージしたグリッド線を活用してシンボルマークを構成しました。

また、新研究所の大きな強みである政策データラボの略称である〝PL〟を下層に面で表現し、新研究所がPolicy Data Lab.(PL)を基軸に拡張していく様子を表現しています。

上段の白字の部分は、東京のシンクタンク「Think Tank Tokyo」の頭文字を動的な線で可視化し、色彩は、日本・東京・アカデミックな格式を表現できる日本の伝統色で構成し、新研究所のアイデンティティを明確化しました。

ART DIRECTION
CREATIVE DIRECTION
LOGO DESIGN

Credit

Creative Director + Art Director: Seitaro Yamazaki/ Producer: Asuka Kobayashi/ Copy Writer: Tsuyoshi Harada/ Designer: Seita Kobayashi/