MEET IN TOKYO TOTAL PROMOTION アーティストの出会いによって生まれたミュージック&アートフェスティバルを演出する、意思を持ったデザイン。

「MEET IN TOKYO」は、パーカッショニスト加藤訓子と山崎晴太郎が創るミュージック&アートフェスティバルです。

世界の様々な芸術家や先端芸術との関わりを持つ加藤訓子が、現代の芸術界において最も重要かつ強烈な個性を持つアーティストをクロスジャンルで各国より選出。山崎は、クリエイティブディレクターとしてプロジェクトのコンセプトやイメージの可視化すると同時に、アーティストとしても参加し、現代音楽の巨匠スティーヴ・ライヒ85歳を記念した「ライヒ85」などのイベントで、ビデオインスタレーションを発表します。

また、「MEET IN TOKYO」プロジェクト全体のクリエイティブディレクションを担当し、ロゴ・キービジュアル・WEBサイト・ポスター・フライヤーなどを手がけました。

「MEET IN TOKYO」プロジェクトのコンセプトである「世界とTOKYOを繋ぐアートプラットフォーム」を軸に、中央の引力に引っ張られて要素が集合するイメージで設計したロゴ、スティーヴ・ライヒの音楽の特徴であるシンプルな音の連続から生まれる複雑さと豊かさを、流動感のある連続した線と重なりあう文字のゆらめきで表現したキービジュアル、ワールドワイドなデザインと加藤訓子さんをはじめとするアーティストの方々の世界観をイメージして、アーティスティックでありながらも洗練され世界観を目指したウェブサイトを制作しました。

 

01 ロゴデザイン
中央の引力に引っ張られて要素が集合するイメージで、フェスティバルのコンセプトである「アート・人・エリアを繋ぐプラットフォーム(個性の集合体)」を表現しました。文字の可読性を改行で崩し記号性を高めることで、文字それぞれの形がもつ個性の隣りあわせや関係性の違いによってロゴのシルエットが変化しアイデンティティが立ち上がります。統一したイメージをもちながらも媒体の展開にあわせて形を使い分けていくことでイベントの自由度や柔軟性の高さ、拡張性を受け入れるロゴとなっています。

02 キービジュアル
キービジュアルでは、「MEET IN TOKYO」で開催される第一回目のアート&ミュージックイベントとしての芸術性と、スティーヴ・ライヒの音楽の特徴として感じ取れる、シンプルな音の連続から生まれる複雑さと豊かさを、流動感のある連続した線と重なりあう文字のゆらめきで表現しました。
加えて、媒体それぞれの画面比率にあわせてダイナミックに形を変えるグラフィックの構造により、空間内に充満する音と像の関係性や、イベントの拡張性も表現しています。
また、85本のラインをベースにイベントタイトル「REICH85 COUNTERPOINT」を構成することでライヒ85周年を表しています。

03 ウェブサイト
ウェブサイトでは、「MEET IN TOKYO」プロジェクトのコンセプトである「世界とTOKYOを繋ぐアートプラットフォーム」から、ワールドワイドなデザインと、加藤訓子さんをはじめとするアーティストの方々の世界観をイメージして、アーティスティックでありながらも洗練されたウェブサイトを目指しました。
突飛なレイアウトではなく、書体の組み合わせや組み方だけで表現できるデザインの面白さを楽しみながら、サイトの演出にもこだわって実装しています。

ART
ART DIRECTION
CREATIVE DIRECTION
GRAPHIC DESIGN
LOGO DESIGN
WEB DESIGN

Credit

Creative Director + Art Director: Seitaro Yamazaki/ Designer: Seita Kobayashi, Lisa Kuroiwa/